長嶋一茂は、プロ野球選手として知られる一方、空手でも有段者であることでも知られています。彼は1985年に開催された第11回全日本空手道選手権大会の男子組手の部で優勝しましたが、1990年には決勝で敗北を喫しています。

当時の長嶋一茂は、プロ野球選手として活躍する一方、空手の練習も欠かさず行っていました。彼は、強烈なパンチ力を持っており、その一撃で相手をKOすることもありました。しかし、彼の空手のスタイルはあくまで野球選手としてのトレーニングと兼ね合わせたものであり、競技としての空手に特化していたわけではありませんでした。

1990年の全日本空手道選手権大会で、長嶋一茂は決勝戦で岡本健一選手と対戦しました。岡本選手は、競技空手に特化したトレーニングを積んでおり、テクニックの精度や体力面で優位に立っていました。試合は激戦となり、長嶋選手は岡本選手に敗北しました。

長嶋一茂は、この敗北を通じて、「空手は自分が想像していたよりも、もっと緻密で奥深いものだった」と語っています。彼は、この敗北をきっかけに、競技空手に特化したトレーニングを始め、1991年には再び全日本空手道選手権大会に出場し、3位に入賞するなど、空手に対する熱意を高めていきました。